入院中にお世話になった看護師さん

入院中にお世話になった看護師さん

今から3年ほど前ですが、精神科の病院に入院していたことがあります。軽いうつだったのです。入院するほどの事でもなかったのですが、うつが原因で仕事も休んでいましたので、しばらく静養するにはよい機会だと思い、主治医の勧めもあって入院したのです。

入院期間は1か月ほどだったのですが、その時私の担当になっていただいたAさんという看護師さんには大変お世話になりました。20代後半の女性の人でした。明るい人柄で、決して押しつけがましくない態度で、それでも気さくに私に色々と話しかけてくれました。

私はうつでしたので、人と話をしたくないときもあるのですが、そんな時は私の気分を察して、そっとしておいてくれました。そんな気遣いが嬉しかったです。中には患者の気分もお構いなしにズケズケと話しかけてくる看護師さんもいるのですが、そういった面ではとてもありがたかったです。

一度夜中に持病の痛風が出た時がありました。腎臓も悪いので、年に何回か痛風発作が起こるのです。その時は真夜中だったのですが、あまりの痛さに眠れず看護婦詰所まで行って、たまたま夜勤だったAさんに症状を訴えると、【大丈夫ですか、今先生がいないので何にもできないのですが】と言って、それでも足のところに湿布薬を貼ってくれました。

痛風に湿布薬はあくまで気休めで、それで痛みが治まるわけではないのですが、それでも嫌な顔ひとつせずに私の汚い足に湿布をしてくれてとてもありがたく思いました。精神的に病んでいる人間は、そんな心遣いがとても心に沁みるのです。

あれからAさんに会う事はありませんが、今でもとても感謝しています。Aさんは看護師辞めたいと言っていないので、良い病院だったのだとおもいました。

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